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十世紀末。グラシーザ家の首長の息子リューは、生まれてすぐ父・シグムンドによって、捨てられた。アース神族のひとり、ロキに育てられたリューは、母・スワンンヒルドの死を契機に十三年ぶりに、グラシーザへ戻る。彼を迎えたのは、人々の疑惑の眼であり、リューの話相手は、奴隷のキャルタンだけだった。だが、リューはしだいにその実力で周囲を納得させていく。あずみ椋の代表作、電子書籍で登場。
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緋色い剣(2)
あずみ椋
ハルドレは、夫を殺害したリューに心を奪われ愛してしまった。父により傷つけられ一族を追放されたリュー。オーディンを恐れるあまり、すべてを捨てキリスト教に改宗したリューの父シグムンド。傷ついたリューを気遣うロキ。それぞれの思いが交錯する。
緋色い剣(3)
ハルドレのために故国に戻り、援軍を要請するリュー。そこには神々の王オーディンが待ち受け、リューの出生の秘密が明かされる。その頃、リューの育ての親であるロキは、巨人族の生まれである自分にコンプレックスを持ち、神々と巨人族の狭間で心が揺れ動いていた。
緋色い剣(4)
オーラブ王の改宗政策の波がイェルズを襲い、ハルドレの危機を救うために、リューはグラシーザ一族の援軍を得て、ノルウェー人に立ち向かった。が、ノルウェー人の指揮者は、あのジグムンドだった。改宗を拒む者は島を離れ、イングランドへ向かう。そんななかロキは、巨人族と神々の間で陰謀を企てていた。
緋色い剣(5)
シグムンドは、ついにイングランドに現れる。リューはロキの手で危機一髪脱出したが、ハルドレは囚われの身となり、リューの生存を知らず復讐の機を伺う。逆に錯乱したシグムンドに襲われ、流産する。ハルドレのことを想うリュー。巻末に短編『千年の琥珀』を収録。
緋色い剣(6)
オーディンの真意を知ったロキは、アースを離れその敵対者となる。しかしその後も、ロキはリューを見守り続けるが、リューの離反を予感し、シグムンドに接近する。クライマックスに向けて、それぞれの思いが交錯する。
緋色い剣(7)
リューは洞窟の中で鎖に繋がれていたロキを助け、ロキは霜巨人との約束を果たし、怪物・巨狼フェンリルを解き放った。そしてリューは『ユミルの刻印』を頼りに、奈落の口・原初の深淵へと向かう。まもなく、神々の黄昏(ラグナロク)が訪れる。あずみ椋の代表作、ここに完結。
この先は、18歳以上推奨です。一部暴力的または性的な描写があります。マンガ・マンガ雑誌を読みますか?
この作品は、18歳以上推奨です。一部暴力的または性的な描写があります。マンガ・マンガ雑誌を読みますか?