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刑務所に入っている兄貴分に代わり、シマを守るヤクザ・ジミー。そのシマとは、ラブホテル街……。ホテル内で起こる素人さんの情愛の縺れ、ホテル周辺で客を引く立ちんぼの女たちの相談相手、それらを一手に引き受けるジミーは、近くにあるバー「いたずら」で今日もマスターと雑談を交わす……。今日もまた男と女が、“恋愛”を隠れ蓑に、騙し騙され“いたずら”の情事を重ねる――。
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恋愛(いたずら)(2)
立原あゆみ
出所するなり、組内のシマを巡るいざこざによって殺されてしまったジミーの兄貴分・杉山。杉山を殺った人間をあぶり出すため、ジミーは動き出す。しかしそんなジミーの動きなどまるで関係無いかのように、シマ内では今夜も男と女が出逢い、ホテルが彼らの一夜の“いたずら”を呑み込んでゆく……。
恋愛(いたずら)(3)
ジミーの兄貴分・杉山の妻である美鈴が吐血し、病院に運ばれた。医者の診断は、胃がん。心配し、見舞に訪れたジミーに、美鈴は「あの日」のこと、そして、ジミーすらも知らなかったある秘密を語り出した……。男と女の想いは、互いを想いこそすれ、いつもすれ違ってしまう――。
恋愛(いたずら)(4)
兄貴分・杉山の仇を取るために様々な線から首謀者を追い詰めていくジミー。しかし、その間にも美鈴の命の灯火はだんだんと弱っていき、遂にその日が……。色と欲、想いや情念が複雑に絡み合った街の中で必死に生きる男と女。その姿は哀れなようでいで、美しい――。
恋愛(いたずら)(5)
心に刻む名曲とともに、巨匠・立原あゆみが綴る、男と女の愛のエレジー。最終巻。──愛し、愛された姐さんの死の夜。通夜に列席もせずにあてどなく彷徨う主人公・地見亘・通称ジミー。降りしきる雪の夜の、一夜の出来事として綴られる人間模様と悲恋。そして悲しみの終着点。全体を包む死の匂い。生への執着無き時の中、まさに消え往く灯火の一瞬の輝きを見る。
この先は、18歳以上推奨です。一部暴力的または性的な描写があります。マンガ・マンガ雑誌を読みますか?
この作品は、18歳以上推奨です。一部暴力的または性的な描写があります。マンガ・マンガ雑誌を読みますか?