半蔵の門(10)
小島剛夕・小池一夫
家康の子・竹千代の下に今川より刺客が送られた。狙われた原因は、「竹千代が織田信長の娘・五徳姫と婚儀を結ぶため」と刺客が語ったためであった。何も知らされていない家康の妻・築山は激怒し、婚礼に反対するが…。原作・小池一夫、作画・小島剛夕の天才コンビの戦国歴史ロマン! 戦国時代から江戸時代初期にかけて、徳川家康とその右腕となって活躍した伊賀忍者・服部半蔵(正成)の夢と野望と友情の痛快物語。1978~1992年「週刊現代」(講談社)連載。ちなみに、江戸城(現在の皇居)にある門のひとつである半蔵門は、この門を警固した服部正成・正就父子の通称「半蔵」に由来する。