あらすじ
戦場を駆け回る小さな影、それは「兵隊さん」。軍服と鉄カブトを支給され、右へ左へ、銃弾の雨をくぐって任務遂行! 哀れでもあり、たくましくもあり……。二階堂正宏作品の原点、ユーモアとペーソスが同居する幻の初単行本作品。石ノ森章太郎氏いわく「著者は雑誌編集者だったころも、原稿待ちの間も休みなくセッセと描いている……。原稿待ちの時間が長ければ長いほど《楽しかった》編集者は、おそらく彼一人ではなかったか」。1作品あたり1コマから2ページ前後に凝縮された、奔放なイメージ世界。奇想天外なショート・ナンセンスの数々をお楽しみください。
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